奈良美智対談をよんで

日刊イトイ新聞で連載されていた奈良美智と糸井重里の対談を読んだ。


率直な感想をいうと・・・奈良さん、すみません。食わず嫌いでした。


奈良美智の絵というと、あの目つきの悪い少女の絵。

今では、ああいう絵の流派みたいなものがあって、そういうのを描いている人に対しては「ウケ狙いか」と、ひねくれた見方をしてしまう。
画風によるわけではない。
様々なメディアに取り上げられて有名になってくると、「オーディエンスに対してうまくセルフプロデュースをしたんだな」と、取り上げられる理由を絵の内容以外のところに見てしまう。
(実際、そういうことは多々あるのだと思うし)


けれど対談を読む限り、奈良美智はむしろ、そういうオーディエンスを意識することが苦手だったようだ。
自分の作品の資料を持ってギャラリーを回ったりもしない。
部屋にひとりきり、生活のひとつのリズムとして絵を描いていただけだったという。


いまも那須高原にあるアトリエで、ひとり絵と向き合っているらしい。
対談での奈良美智の言葉を引用すると、「自分が宇宙船の中にいて、そこでひとり絵を描いてる(感じ)」。


作品が一作5000万円を超える値段で売れたりしたら、部屋の窓の外の世界は顧客だったり、ギャラリーだったり、オークション会場だったりしそうだけれど、そうじゃないんですね。
何もない宇宙なんだ。
そこには自分ひとりしかいなくて、絵と向き合っているんだ。
(この対談を信じるならばですが・・・・まだ疑ってかかっている、笑)


そんなふうにして描かれた絵を直に見てみたいと思った。
いままでは、食わず嫌いしていたけれど。
(疑いを確かめるためにも)



奈良美智×糸井重里対談「NOWHERE MAN IN THE SPACESHIPひとりぼっちの絵描き。」
http://www.1101.com/nara2010/index.html



拙文読んでいただきありがとうございます
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Category: つれづれ

コメント

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2010/12/05 (Sun) 21:43 | # | | 編集
Re: はじめまして。

篠田さま
「Happiness」お買い上げありがとうございます!気に入っていただけたようで、とても嬉しいです。
オーダーも承っております。ご要望など、ぜひお聞かせください!

2010/12/06 (Mon) 10:38 | sho ono #- | URL | 編集

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