こちら側とあちら側

横尾忠則がTwitterでこう言っていた。

「憧れは山の向こうにある。だからその山を越えたらあかん。憧れこそが創造の力だ。」



先日、本屋で雑誌『papyres』『bridge』両刊で特集されていたcoccoの談話記事を読んだ。
彼女は生の世界と、死の世界は本当に近いところにあって、
ちょっとしたきっかけであちらの世界に行けるんだと話していた。
自身も何度もあちらの世界に行きかけた、と。


coccoが他の音楽家と違って、曲があふれてきて仕方ないというくらいに
創造し続けるのは、彼女が山を越えるぎりぎりのところにいるからなんだ。


私もcoccoの音楽を聴くと、なぜか無性に何かを描きたくなる。
それは一時的に彼女が山の際まで連れて行ってくれるから。



でも、もうcoccoは聴かない。
いまは愛すべき人たちがいる現実の方をしっかり向いていたいから。
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Category: つれづれ

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