マーク・デンステッダー展

以前、フェルメールを見にbunkamura・ザ・ミュージアムに行ったときに、同時開催されていた展覧会をご紹介しておきます。

作家の名前はマーク・デンステッダ―(1963年~)。
失礼ながら私はこの展覧会で初めて名前を知ったのですが、イギリスでは現在最も有名な人物画のアーティストの一人なのだそうです。
マーク1
「Hollow Ⅱ」 99㎝×70㎝ 油彩、ボード

上手いですね~。
服や下半身などはまるで〝描きかけ”のような、筆の勢いそのままのタッチで描いていますが、女性の顔・指などのパーツを重点的にきめ細やかに描くことで、女性らしさを見せています。

この2種類のタッチが、強さと繊細さを併せ持つ女性という印象を与えています。現代の女性像と合致するからこそ、人気なのでしょうね。


マーク2
「Study for Calling Ⅱ」  99㎝×70㎝ 油彩、ボード
画像だとバックがまっ黒に見えますが、実物は明るい橙~茶色の絵具の上に暗い茶色の絵具を薄くかけているので、透明感があります。平坦な色ではないので奥行きも感じられます。
一方で衣服の部分は溶き油を使わず、ナイフで塗っています。その絵の具が乾いた後に、濃い茶の絵具を薄ーく溶いて陰影を描き、画面の印象を整えているんですね。

マーク3
「Sheri Standing II」 101㎝×81cm  ミクストメディア、コラージュ、紙

ma-ku.jpg
「Erin Seated Ⅴ」 81㎝×56cm  油彩、ガッシュ、ボード

この二つはミクストメディア――木炭とガッシュで描かれています。
木炭で形と陰影を描いた上に、不透明な白のガッシュでハイライトを入れています。
下半身は、本当に線だけ。
この力を入れる部分と抜く部分のバランスが絶妙なんですよね~。


ジクレー版画などの複製画も多かったですが、いい作品を見せてもらいました。
今回初めて知った方でしたが、作品もさることながら、御本人もきっと都会的なおしゃれさんなんだろうなぁ。。。





ずいぶん前の展覧会なのでもう会期は過ぎています。
興味をもたれた方はマーク・デンステッダ―のHPへ↓
http://www.demsteader.com/www.demsteader.com/home.html


ご覧いただきありがとうございます!
そろそろ自分の作品の紹介もしなきゃ、ですね(汗)

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Category: おでかけ

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