慈母観音

熊本県伝統工芸館での展示に際して描いた新作。
長さ180㎝の杉板に描いた大作です。
「慈母観音」1800㎜×530㎜×50㎜

部分↓
部分2
部分↓
部分1

なぜ慈母観音なのか。

祖父の書架から借りた本の表紙が慈母観音(悲母観音)だったから。
その祖父が今年のはじめに亡くなり、その魂を向こうの世界で受け入れてくれる存在を描きたかったから。

慈母観音は母の象徴。
優れた点も欠けた点もすべてを受け入れてくれる存在。

左手に持つ水瓶には大地を潤す水。
水瓶から花咲く蓮は穢れの中から生まれ出でる命の輝き。

右手はすべての子らの魂を受け入れる形をしています。


じいちゃん、お葬式にも偲ぶ会にも行けなくてごめん。
代わりにと言ってはなんだけどこの絵を描きながら祈りました。
じいちゃんの魂が向こうで優しく受け入れられますよう、安らかでありますよう。

まだまだ未熟で足りない私が作るものだけれど、どうかこの思いが届きますように。





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