染色作品と美術館の相性

前回の記事で、展覧会の不出来な部分の原因を、染色家の方々だけに求めたような結びの文になってしまったので少し訂正します


染色作品の魅力は風を通したり、包みこんだりするときに一番発揮される、という点については確信を持っています。


ただ、それらは美術館とは相性が悪い。

美術館は壁面で見せるのには適した場所。
展示の都合上、染色作品はパネル張りされたものに集中してしまいます。
一番扱いやすい形態ですから。

扱いは難しいですが、せめて軸装やタペストリーのように風が通るような見せ方だったら・・・と残念に思います。

(これについては、作家自身がパネル張りを前提に作っているということもあると思いますので、美術館側の問題だけではありません)



量産のプリント製品が溢れ、作家がこだわって作り上げた染色作品を見る機会が少なくなっている今、展覧会のような場を作って染色の魅力を世間に発信していくことは必要だと思います。

だからこそ、染色作品ならではの魅力的な見せ方を模索していってほしいですね。


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Category: おでかけ